TNFα抗体ナノボディ製剤「ナノゾラ」などの承認了承 厚労省・第二
厚生労働省は29日、同日の薬事・食品衛生審議会医薬品第二部会において、大正製薬の抗TNFα抗体ナノボディ製剤「ナノゾラ皮下注30mgシリンジ」(一般名=オゾラリズマブ〈遺伝子組換え〉)、日本べーリンガーインゲルハイムのIL-36阻害剤「スペビゴ点滴静注450mg」(スペソリマブ〈遺伝子組換え〉)は「膿疱性乾癬における急性症状の改善」、武田薬品工業の選択的ブラジキニンB2受容体ブロッカー「フィラジル皮下注30mgシリンジ」(イカチバント酢酸塩)は、「遺伝性血管性浮腫の急性発作」で2歳以上の小児の用量、アストラゼネカ(AZ)のPARP阻害剤「リムパーザ錠100mg/150mg」(オラパリブ)は「BRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳がんにおける術後薬物療法」の適応追加などの承認を了承した。