PARP阻害剤「リムパーザ」の効能追加など19件承認 厚労省
厚生労働省は24日、7月と8月の医薬品部会で審議・承認了承された品目5件(10品目)を承認した。主な品目は、アストラゼネカのPARP阻害剤「リムパーザ錠100mg/150mg」(一般名=オラパリブ)は「BRCA遺伝子変異陽性かつHER2陰性で再発高リスクの乳がんにおける術後薬物療法」の効能追加、丸石製薬の全身麻酔用鎮痛剤「レミフェンタニル静注用2mg/5mg『第一三共』」(レミフェンタニル塩酸塩)は「集中治療における人工呼吸中の鎮痛」、小野薬品工業の短時間作用型β1選択的遮断剤「オノアクト点滴静注用50mg/150mg」(ランジオロール塩酸塩)は「小児の心機能低下例における頻脈性不整脈(上室頻拍、心房細動、心房粗動)」の効能追加など。