JAK阻害剤「ジャカビ錠」などの適応症追加を承認 厚労省
厚労省は23日、同日付でノバルティス ファーマのJAK阻害剤「ジャカビ錠5mg・10mg」(ルキソリチニブリン酸塩)は「造血幹細胞移植後の移植片対宿主病(GVHD)(ステロイド剤の投与で効果不十分な場合)」の適応追加、アレクシオンファーマの抗C5補体モノクローナル抗体「ソリリス点滴静注300mg」(エクリズマブ〈遺伝子組換え〉)は「全身型重症筋無力症(免疫グロブリン大量静注療法または血液浄化療法による症状の管理が困難な場合に限る)」の小児用量追加、第一三共の抗体薬物複合体(ADC)「エンハーツ点滴静注用100mg」(一般名=トラスツズマブ デルクステカン〈遺伝子組換え〉)は「がん化学療法後に増悪したHER2〈ERBB2〉遺伝子変異陽性の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がん」の適応追加などの審議品目3件、報告品目4件を承認した。