「ビラフトビ」などに重要な副作用に改訂添文指示 厚労省
厚労省は10日、同日付の厚生労働省医薬局医薬安全対策課課長通知において、小野薬品工業のBRAF阻害剤「ビラフトビ」(エンコラフェニブ)とMEK阻害剤「メクトビ」(ビニメチニブ)については、重大な副作用に「腫瘍崩壊症候群」を追記、MSDの抗PD-1抗体「キイトルーダ」(一般名=ペムブロリズマブ〈遺伝子組換え〉)と中外製薬の抗PD-L1抗体「テセントリク」(アテゾリズマブ〈遺伝子組換え〉)については重大な副作用に「脊髄炎」を追記、選択的セロトニン再取り込み阻害剤であるセルトラリン塩酸塩(ヴィアトリス製薬の「ジェイゾロフト」など)は重大な副作用に「血小板減少」を追記するなど注意喚起を指示した。