β1選択的遮断剤「オノアクト」効能追加の承認了承 厚労省・第一
厚生労働省は4日、同日の薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会において、小野薬品工業が承認申請していた短時間作用型β1選択的遮断剤「オノアクト点滴静注用50mg/150mg」(一般名=ランジオロール塩酸塩)に小児の「心機能低下例における頻脈性不整脈(上室頻拍、心房細動、心房粗動)」の効能追加を承認することを了承した。アレクシオンファーマが承認申請していた抗補体モノクローナル抗体「ユルトミリス点滴静注300mg」「同HI点滴静注300mg/3mL」「同HI点滴静注1100mg/11mL」(ラブリズマブ〈遺伝子組換え〉)は、「全身型重症筋無力症(免疫グロブリン大量静注療法または血液浄化療法による症状の管理が困難な場合に限る)」の効能追加、丸石製薬が承認申請していた全身麻酔用鎮痛剤「レミフェンタニル静注用2mg/5mg『第一三共』」は「集中治療における人工呼吸中の鎮痛」を効能追加の承認を了承した。