ドラッグ・ロス対策などの改正医薬品医療機器等法が成立 ( 2025年5月14日 )
改正医薬品医療機器等法が14日、参院本会議で与党などの賛成多数で可決・成立した。改正の趣旨は、「品質保証責任者」(品責)と「安全管理責任者」(安責)の設置根拠を、省令から法律に格上したこと、新規後発品のGMP調査の権限を都道府県から国に委譲したこと、製薬各社に「安定供給体制管理責任者」を設置すること、ドラッグ・ロス対策として、国内での医薬品開発を活発にするため条件付き承認制度の適用を拡大したことなどである。
改正医薬品医療機器等法が14日、参院本会議で与党などの賛成多数で可決・成立した。改正の趣旨は、「品質保証責任者」(品責)と「安全管理責任者」(安責)の設置根拠を、省令から法律に格上したこと、新規後発品のGMP調査の権限を都道府県から国に委譲したこと、製薬各社に「安定供給体制管理責任者」を設置すること、ドラッグ・ロス対策として、国内での医薬品開発を活発にするため条件付き承認制度の適用を拡大したことなどである。